特段、目新しい内容ではないものの、シンプルに数値化して、わかりやすかったので、まとめてみました。
【2020年1月26日(日)NHKニュース7より】
『首都圏のマンション高騰 バブル期以来の高水準』
☞現在、首都圏の新築マンションの価格が高騰している。
■平均価格の推移■
・バブル期の1990年 6,123万円(ピーク時)
・2019年 5,980万円(1990年と同水準まで上昇)
☞こうした中、中古マンション(特に駅近)が注目を浴びている。
■背景■
新築マンションをめぐる動向が背景にある。
2000年には、9万戸超が販売されているものの、2019年の新築マンションの戸数は、
3万1,238戸と27年ぶりの少なさ。
一方、一戸当たりの平均価格は5,980万円で、29年ぶりに上昇。
■要因■
新築マンションが高騰しているのには、人件費の高騰、資材価格の上昇などがあげられる。
■中古マンションの動向■
2019年の首都圏の中古マンションの成約件数は、3万8,109件で、過去最高。
中古物件の市場は拡大している。
☞一方、古いマンションに目を付けた新たな戦略も。
駅から徒歩3分の利便性の高い立地であるにもかかわらず、築39年と老朽化が進んでいたマンション。
そこで、7階建てから23階建てのタワー型のマンションに建て替え、増えた個数分を販売することに。
元の住民も建て替え費用を負担することになるが、販売収益の一部を費用に充てることなどを提案することで住民全員が同意。
☞今後のマンション価格は?
共働き世帯の増加により、利便性の高いところの需要が高まる。これは、構造変換なので、急に変わるというものではない。オリンピック後に大きく下がる可能性は今の段階ではない。
以上、NHKは、当社の考察を具体的な数字化として示していただきました(笑)。
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